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新しいビザプログラム DAMAとは?

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オーストラリア政府から新しい永住権につながるビザプログラムが発表されました。(2018年12月)

DAMA : Designated Area Migration Agreement

 という名称で、現在政府が検討している都市部以外のローカル地域を活性化させることを促進するためのビザプログラムになります。

 

 

 

DAMAのポイント・概要

・5年間のビザ

・最低3年間指定地域に住むことで、永住権申請が可能になる

・従来より低い英語・職業要件が適用できる

・(現時点の)居住先の対象は、NT州かVIC州のWarrambool

 

表現は微妙ですが、高度な職業スキルを要求しない職種や英語が十分でない人たちによりチャンスを広げるという形のプログラムになっています。そして、政府としては、現在の移民により国全体の成長を維持するという方向性を保ちつつ、都市部に人口が集中して起きている社会問題を解決すべく、ローカル地域へのビザプログラムという形に落ち着けています。

他地域からの移民流入先としてオーストラリアは引き続き高い人気を誇っていますが、ビザ要件が少し厳しくなって(競争が激しくなって)、実質永住権取得は狭き門になっております。これにチャンスを与える形になります。

また、シドニーもメルボルンも移民流入により、交通渋滞・住宅価格の高騰など、人口が増え続けていることが問題化しています。一方で、他のローカル都市はそれほど伸びておらず、格差が広がっている現状で、それを解決する手段として、新規移民はローカル地域への一定期間居住を検討しており、これとほぼリンクした具体的なプログラム第一弾という形になります。

 

www.sbs.com.au

www.abc.net.au

 

NT DAMA

それでは、具体的にNT州ではどのように発表されているでしょうか。

12月上旬の政府発表を受けて、2019年1月2日にNT州のサイトで発表になっています。

イントロを見ると、基本的にENSやTSSを補完するようなもので、employerがローカルで労働力を見つけられなく、海外からworkerを連れてくる、というタイプになり、企業(ビジネス)のスポンサーが必要になります。

business.nt.gov.au

 

そのためTSS同様の職業リストが適用されるようで、コック、ウェイター、チャイルドケアとかだけでなく、アカウンタント(ジェネラル)やIT関係も2つほど(カスタマーサポートなど)職種に含まれております。

business.nt.gov.au

 

また、ここでは職種ごとに、ANZSCOでどの学位を持っていないといけないか(1だとBachelor,2だとdiplomaとか)、 英語要件を緩和するEnglish language concessionの対象かどうか、などが記載されています。

concessionの対象だと、例えば通常のTSSビザでは、speakingがmid termでは5.0、short termでは4.5求められるところが、このプログラムでは4.0、かつENSビザへアプライする際は4.5でよい、というような形で緩和を受けることができます。

また、雇う側にとっては、現在のTSSビザ(昔のworkビザ)は、最低賃金設定などハードルが上がったのですが、このビザではその最低賃金の金額も緩和できるようです。より労使双方に柔軟に対応する形になります。

(詳しくは下記サイトに詳細に記載があります)

business.nt.gov.au

 

NT州でのビジネススポンサーがどれぐらいあるのかわかりませんが、今までシドニーやメルボルンで全然チャンスがなかった、でもオーストラリアに住みたい!という人にとっては、1つのチャンスが生まれたことになります。

 

VIC DAMA

一方で、VIC州はWarramboolというエリアで、メルボルン市内から車で3時間ぐらい、Geelongから2時間ぐらいの都市です。先日Regional地域へなるべく誘導するようなビザ政策がとられているという話をしましたが、メルボルンではなく、ジーロングやその周辺への人口の誘導が推測されます。

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www.warrnambool.vic.gov.au


 こちらはNT州とは違い、職業リストの対象は20程度となっており、2019年のQ1に詳細が発表されるようです。アグリカルチャーやホスピタリティの業界が対象と考えられています。

こちらもNT同様、様々なconcessionの適用が予想されるとのことです。

 

個人的な感想ですが、NT州に比べると、こちらのほうがメルボルンやジーロングに近く、住んでもいいのかなと思う人も多いのではないでしょうか。(ただ職業リストが少ないことが想定されるので、該当する職種はかなり少なく、ハードルはより高いかも)

 

 

いかがでしたでしょうか。

現在政府の移民政策は見直しのフェーズに入っており、様々な変更が検討・発表されています。今後もいろいろなニュースを積極的にピックアップすることで、移住のチャンスが広がると思います。

 


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