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オーストラリアの学校制度をマルっと紹介!

 

 

 

 

学年の仕組み

今回は、オーストラリアにおける学校制度について説明したいと思います。
まず、小学校はプライマリー(スクール)、中学校・高校はセカンダリー(スクール)と呼ばれます。就学前から高校卒業まで統一したYEARでカウントされ、小学校1年はYEAR1、中学1年はYEAR7という感じです。プライマリースクールは基本6年間です。
セカンダリーはYEAR10(高校1年相当)までが義務教育になり、YEAR7-10がジュニアセカンダリー、YEAR11-12がシニアセカンダリーと分類されます。日本のシステムと違うのは、YEAR12は大学に進むための進学準備の期間にあてられます(統一された試験を受ける必要があります)。
一方、大学に進まずTAFEなどの専門学校に進む生徒はYEAR10が終わった段階でそちらに進むことになります。
なお、数年前まではNSWやVICなど主要な州はYEAR7からがセカンダリーで、WAなど一部の州ではYEAR7までがプライマリーに含まれていたのですが、2015年には全てYAER7からセカンダリーに統一されました。
ちなみに未就学児については、小学校1年の前年はメルボルンではプレップ、シドニーではキンダーと呼ばれ、YEARにはカウントされませんが、同じ小学校で一緒に学校生活を送ります。

Term(学期)

日本は3学期制ですが、オーストラリアは4学期制です。term1からterm4まであります。公共機関やビジネスの年度は7月がスタートなのですが、学校のスタートは1月末/2月から始まります。そこから10週を1termとし、termとtermの間は2週間のschool holidayが挟まります。最終的に12月のクリスマス前で終わります。そこから1ヶ月、年度と年度の間は夏休みになります。
細かいtermの開始日付/終了日付は、実は州毎に微妙に異なります。例えば、VIC州は2019年term1は1/29から始まりますが、WA州は2/4からになります。

VIC
https://www.education.vic.gov.au/about/department/Pages/datesterm.aspx

NSW
https://education.nsw.gov.au/public-schools/going-to-a-public-school/calendars

WA
https://www.education.wa.edu.au/-/2019-term-dates

成績表はterm2、term4の終わりにそれぞれ出されます。大きくは2termで半期というイメージを持ってもらったよいでしょう。また、一般社会の中でも、意外にschool holidayにあわせて運用を変えているところもあるので、注意が必要です。語学学校や学外スクールなどは、公立学校のカレンダーにあわせてschool holidayはきちんと休むところも多かったりします。

クラス編成

オーストラリアのクラス編成はとてもユニークで、2学年が同じクラスになっていることが多いようです。例えば、1,2学年混合のクラスが3つ編成されるといった具合です。1クラスは20-25人程度で、1/2A、1/2B、という呼び方をします。授業は、生徒の進捗や理解度にあわせた教材が提供され、それぞれ小グループに分かれて進みます。日本のようにここまでしか教えてはいけないというのはないので、進みが早ければ中学校(オーストラリアでいうhigh school)の内容をやることもあります。また、授業や専科によって、理解度に応じて、その時のクラスを編成して行うこともあります。

ハウス

オーストラリアの小学校には、クラスとは別にハウスというのがあります。そう、ハリーポッターのように、学年を越えて、別のグループがあるのです。ハウスは卒業するまで変わらず、兄弟・姉妹は同じハウスに所属することが多いそうです。ハウスには、ポイント制で、ハウスポイントというものがあります。これは、何か良いことをしたり、勉強を頑張ったりすると、先生からポイントをもらえて、年間を通じて、どのハウスがポイントが高いかを競うというものです。毎週ポイントが発表され、年度末にどのハウスが優勝するかが発表されます。一位になったハウスはパーティーを開くようです。ハウスには、ハウスキャプテンというものがいて、さらにハウスキャプテンをまとめるスクールキャプテンというものがいます。ハウスについては、まさにハリーポッターをイメージしてもらえると、わかりやすいと思います。

制服

オーストラリアの学校では制服があります。学校ごとにスクールカラーが決まっていて、それを全面に押し出した制服を購入して毎日通学することになります。夏用と冬用があり、それぞれ季節に応じて学校から指定があります。また、つばの広い帽子もあり、日差しが強いので、通学時や外で遊ぶ時は帽子着用が義務付けられています。(季節によって違いますが。)
給食はありません。午前中にリセスという休憩時間があり、またお昼にランチタイムの休憩と2回あります。リセスでも軽く食べるので、リセス用とランチ用のお弁当を持たせることが必要です。お弁当といっても、簡単なサンドイッチだったり、果物だったり、ビスケットの小袋だったりと、そういうたぐいのもので、日本のように凝ったお弁当を作る必要はありません。なかなかリセスというのに慣れませんが、リセスはイギリスのティータイムの名残なんでしょうか、などと推測してみたりしています。

 

 

送り迎え

オーストラリアの小学校では、親が学校まで子どもを送り迎えするのが通例になっています。YEAR3(3年生)までは1人で学校へは行けません。一応YEAR5(5年生)以上になれば1人で行くことは可能ですが、ほとんどありません。ですので、それなりに負担になります。(日課という考えもありますが。。)
また、12歳以下を1人で家に置いておいてはいけないなど、子どもだけで行動させることに少し機敏な点があるようです。12歳以下を監督するのは16歳以上でないといけないということで、子どもが12歳以上になっても、例えば下に兄弟などがいる場合は、子どもたちだけにしてはいけないようです。

 

スクールゾーン

公立小学校の場合、ほとんどがスクールゾーンというものが決まっており、その範囲内に住んでいないと希望する小学校に通うことができません。留学生として、また移住後通うという場合でも、希望する小学校がある場合は、サイトを調べた際に、必ずAdmissionなどにスクールゾーンの記載があるので、そこを確認することをお勧めします。これが結構、いやかなり狭いのです。小学校によってやはりよしあしがあるので、ランキングサイトなどで調べることもあると思うのですが、どの学校もピンポイントかと思うぐらいのブロックを指定してきます。基本歩いて通える範囲ということらしいです。車で送り迎えするくせに・・・。確かに小学校に徒歩通学圏がスクールゾーンで、それを越えたら別の小学校のゾーンになるというのは、頭では理解できるものの、おおざっぱであれだけ土地が広いことを考えると、ちょっと意外な感じがします。

行事・イベント

オーストラリアの小学校では様々な行事/イベントがあります。毎週金曜にはアセンブリーという全校集会があり、そこではアワード表彰があったりします。州や市などの公式イベントでもらったことを報告する場合もあれば、学校/クラスで定めたアワードに選ばれたといって表彰してくれる場合もあります。欧米では、何かしら良いところを見つけて褒めるという傾向があるので、ちょっとした理由でも、先生が対象になると思ったら選んでくれます。
課外授業としては、クロスカントリーに出かけます。近くまで出向いてそこで走るようです。YEAR別に順位を決めて、上位者は市の大会に学校代表として出たりします。また、ダンス/演劇会もあります。これはある程度のホールを借りて(隣の中学校のでしたが)、そこでYEAR別だったり、クラス別、男女別に、それぞれ数か月練習してきた演劇を披露するものです。最後は学校側でDVDに焼いてくれていました。学芸会みたいな感じでしょうか。その他、BBQ(ソーセージシズル)の日があり、みんなでソーセージシズルを食べます。ソーセージシズルとは、パンに焼いたソーセージを挟んだサンドイッチです。オーストラリアではメジャーで、選挙の日などイベント時にはよく屋台で作っていたりします。
また、変わっているのが、スーパーヒーローデーというのがあり、みんなでスーパーヒーローの仮装をして学校に行くというのもあります。男の子だったらスーパーマンやバットマン、女の子だとキャットガールやアリエルなどがメジャーなようですが、自分で考えたスーパーヒーローでもOKなので、よくわからないものもあったりします。。一点、注意しなければいけないのは、イベントが結構有料だったりすることです。学校側は何かと寄付を要求します。学校の財政状況にもよりますが、公立の小学校の場合、政府からの補助金だけでは足りないので、イベント毎に参加料だったり、DVD代だったり、ソーセージ代を事前に払うようレターを出してきます。

 

Excursion(課外活動)

日本で言う遠足はExcursion(課外活動)といいます。各タームにあり、博物館や美術館、水族館に行ったりします。課外授業という位置づけで、社会科見学に近いような要素もあります。また場所によって、親のサイン(承諾)や費用が必要だったりします。メルボルンだと、シティに行って、造幣局のようなところにも行ったり、サマーキャンプなどのアクティビティもあります。


いかがだったでしょうか。主にプライマリー中心でしたが、オーストラリアの学校がどんなイメージかわかったのではないかと思います。



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