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オーストラリアにおける国勢調査ーCensusとは何か?

少し古くなってしまいましたが、2016年にオーストラリアで実施されたCensusについてまとめたいと思います。

 

 

Censusとは何か?

Censusとは、日本で言う国勢調査のようなもので、5年に1回実施されます。日本ではそこに住んでいる「世帯」に対して実施されるのに対し、オーストラリアでは、「その日時にそこにいる人」を対象に実施します。つまり、旅行者など一時滞在者も含むのです!これはなかなかビックリですね。ちなみに、オーストラリアは日本のような住民票という制度がありません。質問項目は、自分のバックグラウンド(年齢・学歴・出身地・言語・宗教)などから、資格や仕事状況などかなり多岐にわたります。またこれは義務で実施しないと罰金対象になります。

前回は2016年8月9日に実施され、その結果が昨年2017年8月にリリースされました。今まで紙ベースだったのものが今回からネットで実施できるということで大々的にリリースされましたが、当日サイバーアタックにあった疑いが発生し、サイトは閉鎖され、大混乱になりました。その後、1週間程度の再実施期間が設定され、一応なんとか終わりました。が、サイト構築を請け負ったIBMは名指しで国から批判され、謝罪に追い込まれました。全国民が一斉アクセスして落ちたのでは・・という疑いもなくはないし、またサイバーアタックではなかったのでは?などという疑いもあったのですが、なんらか不明なトランザクションは発生して、その時点では原因不明だったので、念のためシャットダウンしたようです。

結果分析

さて、ここからはその結果を少し分析してみたいと思います。

http://www.abs.gov.au/websitedbs/D3310114.nsf/home/2016+Census+National

http://www.censusdata.abs.gov.au/census_services/getproduct/census/2016/quickstat/036

 

結果は上記リンクから参照できますが、


典型的なオーストラリア人

典型的なオーストラリア人は? 
「一番平均的なオージーは、38歳の女性。両親ともオーストラリア生まれで主言語が英語が典型的(但しNSW,VIC, WAでは片親は海外からの移住が典型)。結婚していて高校を修了している子どもがいて、3ベッドルームの家に住んでいて、車は2台、が平均」 だそうです。



バックグラウンド

また、バックグラウンド(先祖の出生地)の多い順でいうと、イングランド:25%、オーストラリア:23%、アイルランド:7%、スコットランド:6%、中国:約4% となっており、イギリス圏全体だと38%を占めています。注目はやはり中国圏で、上記英語圏が軒並み横ばいかシェアを下げているにもかかわらず、中華圏は2011年時点で3.1%だったのが、2016年は3.9%に伸びています


また本人の出生地も同様に見てみると、オーストラリア生まれが66%、イングランドが約4%、NZと中国が2.2%、インドが約2%、フィリピンが1%となっています。中国、インドからの移民が多いことがわかります。


そして、親がオーストラリア生まれか、海外生まれかという項目では、34%が両親とも海外生まれ、11.1%が片親どちらかが海外生まれとなっており、約45%程度が移民の子どもであることがわかります。


英語以外の言語の比率で見ると、中国語(北京語/普通語)が2.5%でトップ、以下アラビア語が1.4%、中国語(広東語)、ベトナム語、イタリア語が1.2% という結果になっています。ベトナミーズやイタリアンのレストランも多いですものね!



収入

もう少し別の項目も見ていきましょう。
収入の週平均値は、$662だそうで、2011年は$577だったそうなので、14%上昇していることになります。なお、これは15歳以上の大人の収入の平均値なので、学生やフルタイム、パートタイム、産休明けなどいろんな人を全て含んでいることになります。


そしてオフィスへ行く方法は、なんと60%以上の人が車で行くと回答しており、電車等の公共交通機関は約5%弱しかいません!さすがオーストラリアです。



レント

最後にオーストラリア全国平均のレントは週$250だそうです。2011年当時は$195で、28%も上昇していることになります。もちろん田舎なエリアはそれなりに安く、大都市でかつCBDに近ければこれの数倍するので、あくまで平均値なのですが、給与の上昇率より住宅費の上昇率のほうが上回っており、近年よくいわれる住宅費による家計圧迫が、数値でも示された形になります。





いかがでしたでしょうか?
あくまで結果の統計数値の一端を見ただけですが、興味があるところを見ていくことで、オーストラリアの実情がよりわかってくるかと思います。永住している人、駐在の方、学生・ワーホリ、国際結婚されている方 等々色々な方がいると思いますが、ご自身が多国籍国家のオーストラリアの一構成であることが、また改めて再認識されるレポートではないでしょうか。


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