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オーストラリアPRを取得し海外生活をするITプロフェッショナルのブログ

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ビザと就職の関係 & 海外就職の難しさ

このブログではSkilled migration(技術独立ビザ)で数年単位で計画的にビザを取得することをお薦めしています。これは、30代以上の方・家族がいるというある程度制約になる事項がある方には、とても有効な手段だからです。20代・独身で、ワーホリビザ・学生ビザなど選択肢がある方は、選択肢の幅がより広いので、もう少し色々な可能性があるでしょう。ただ、この場合、ビジネスビザと違い、仕事の確証がないため、どうやって仕事をGetするかというところが悩ましいところで、今回はその辺について関連するトピックについてまとめたいと思います。


 

 



ビザ取得前


Skilled migrationのサブクラス189には州スポンサーがついて取得できるサブクラス190というのがあります。これも1つのPR取得の手です。5ポイント州が上乗せしてくれる代わりに、2年間その州で居住と労働することが義務付けられます(つまり、税金を納めてください、ということです)。この場合、州によって条件が異なります。職業リスト、IELTSのポイントなどが違うのですが、いくつかの州では就労の確約を求めてきます。これが非常に悩ましいです。

SEEKなどで仕事探しをしているとよくあるのですが、永住権等Work permittedの人だけ応募してください、というのがあります。先方としては、いい人材だったとしてもビザスポンサーを出すことを予定していなければ、当然働く権利を持った人の中から候補者を選ぶことになります。

しかし、例えばTAS州などは「既に仕事が見つかっている人に対しては、州スポンサーをする」という条件になっていたりします。

仕事を探すのにビザがないと見つからないのに、ビザを取るのにも仕事が見つかっていることが要求される。まさに鶏と卵の関係です。どうしろというのか?まさに八方ふさがりの状態です。この条件の中で仕事を見つけてビザを取るのは、かなりの難易度で、よほど運がないと難しいでしょう。



ビザ取得後


無事ビザを取得した場合、日本からAUSに移るにあたっては、1.現在の仕事を辞める、2.AUS現地での仕事を得る という2つのステップが必要になります。一番良いのは、グローバル企業で日本にも現地にもポジションがあり、社内(グループ企業内)でTransferできることです。これは上記2つのリスクを最小限にできます。ただ、1はともかく、2番目はAUS側で欲しい人材像と自分のスキルがあっているのか、という問題があり、デマンドとサプライが一致しないこともままあります。

そうなると、「今の仕事を辞めて、新しく仕事を探す」というステップを踏む必要があります。PRを取得後もまだ日本で働いている場合は日本から現地の仕事を探すことになりますが、これはなかなかハードルが高いです。例えば向こうのエージェントがちょっと連絡取りたいと思ったら、オーストラリアの携帯に電話してきますし(わざわざ国際電話なんかかけない)、じゃあ何日にインタビューしたいというのに海外にいるとなるとそれだけでじゃあいいやと敬遠されてしまいます。

では、PRを取得して現地に渡航してから仕事を探すというのが一般的になるかと思います。これも人によって期間がまちまちですが、2-3週間で決まる人も居れば、数ヶ月かかることもあります。移住したてで1,2ヶ月収入がないという状態は、なかなかリスクがあります。ましてや、もしそのまま仕事がGetできないと、最悪帰国するという可能性だってありますし、仕事がない中で家を借りるのも、実はハードルが高いです。貸すほうは、当然借り手がきちんと収入がある人で、毎週/毎月家賃を払ってくれることを期待するからです。また、焦るあまりあまり条件がよくないところに就職したりスタートすることもあります。



お薦めとしては、

日本にいる間に1,2週間でも休みをとってオーストラリアに行き、いくつか仕事探し/リサーチする

(AUS内で、電話で問い合わせをする、エージェントに会う、インタビューを受ける等)、(何回か実施できるとベター)
 

日本にいる間から、この分野なら採用率が高いという自分の専門性をきちんと整理し、どれぐらいの頻度でそういう求人が出るかリサーチする

(自分の経歴/スキルの中で、十分競争力があり、採用会社からみても魅力的だと思われる部分を見つけ、それに見合う求人を徹底的に探す。ニッチであればあるほど採用率は高くなる)

人脈/ネットワークを構築する


の3点です。

1)については、現地に行ってから探すというリスクを減らすには日本で仕事があるうちに次の仕事を見つけるのがやはりベターなのですが(国内で転職する場合はそうしますよね?)、"日本から探す"というのは難しさもあるため、時々現地に行って探すという方法です。

2)については、1点豪華主義的に自分の強みをとことん突き詰めて考えるということになります。例えばローカルの会社に応募する場合、ネイティブや他の国のキャンディデイト達とポジションを争うことになります。その際に多少言語でディスアドバンテージがあっても、スキルや経験が圧倒的であれば、先方も候補に入れて考えると思います。そしてこのポジションが世の中にあふれているポジションでなくて、かなりレアなケースの場合、ローカルでも見つからないというケースもあります。そうなるとこちらの採用確率は高くなります。そうやって可能性が高いケースを狙い撃ちする、という作戦です。

3)は、オーストラリアはコネ社会だったり、人づてで色々問い合わせが来ることも多いため、なるべく情報の網を広げておくということです。AUS内の求人エージェントと関係を持つ(日系、ローカル問わず)、Meet upに参加して知り合いを作る、知り合い/友達に聞いてみる、現地コミュニティに参加する(日系、ローカル問わず) などやり方は色々あります。



やはり情報量が多いほうがよい、それも現地で体感するのがよいです。そうして、求人活動を続ける中で、人材会社からこういう案件があるけどどうか?という問い合わせが来たり、LinkedInでこういうポジションに興味があるか?という連絡が来ることもあります。また知り合いと話していて仕事探ししているんだけどと打ち明けたら、「そういえば知り合いの誰々がちょうど今こういう人を探しているよ」、という情報を教えてもらったり、などなど思いもかけないところでつながっていくものです。

海外での就職はやはり国内での転職と違い色々な面で違いがあるので、事前に色々な情報収集をし、色々リスクを下げるための対策をすることをお薦めします。



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