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オーストラリアにおける求人傾向

オーストラリアにおけるIT系の職種、または日本語関係の職種の求人状況について、ざっと傾向をまとめておきます。想定としては、SEEKやLinkedINなどで、一般的な就職活動を行う場合を想定しています。

 

 

ローカル・完全英語の求人

普通にローカルの企業に就職するケースです。この場合は、ネイティブや他の移民と同じ土俵で同じぐらいの英語力が必要とされますが、IT系の求人はたくさん出ています。

 エンジニア系
 ・フロントエンドエンジニア、フルスタックエンジニア
 ・インフラ、ネットワークエンジニア

 プロジェクトマネジメント系
 ・プロジェクトマネージャー、プロジェクトコーディネーター
 ・PMO

 その他
 ・ビジネスアナリスト
 ・データサイエンティスト
 ・ビジネスデベロップメント(セールス)
 ・カスタマーサポート、ヘルプデスク

一般的に想像される職種は大体募集があります。エンジニアの方は、PG言語により、需要が多い少ないはあります。プロマネやPMO、ビジネス/ITコンサル、エンジニアなども活発に募集が出ています。特に、ビッグデータ関係、BI関係などは多いですね。また、業界でいうと、FMCGやFinance、公共(Public Cector)などが多いです。

ただ、オーストラリアの労働市場は、オーストラリアでの経験がないと採用されにくいという傾向があります。鶏と卵なので、初めて転職する場合はどうするんだ!となるのですが、海外での経験はあまり見てくれない傾向にあります。

ただ、それもきちんとした技術力や経験、バックグラウンドとそれなりの英語力があればカバーできるかもしれません。

またIT業界の場合は、日本と同様プロジェクト単位での募集が多いのも特徴です。半年とか1年とか期間限定の募集も多いですね。その分urgentで募集しているのもあります。カットオーバーに間に合わせるために、すぐにでも必要!という、日本でもよくあるような募集もたまにあります。


ローカル・日本語を必要とする求人

次に狙い目なのは、グローバル企業やローカル企業で、日本語要件があるポジションです。例えば、APAC地域のサポート機能があり、日本市場やアジア市場担当の機能がある場合です。

これは、
・カスタマサポート、ヘルプデスク (社内・社外)
・アドミン、セールスサポート、マーケティング
・ファイナンス
・HR
など、シェアードサービス的な機能の場合が多いです。

また、オーストラリア本社と日本支社をつなぐリエゾン・ブリッジの役割だったり、日本・アジア市場へ切り込んでいくための営業担当的な場合もあります。

特徴としては、多国籍色が強いチーム構成・メンバー編成だったり、ダイバーシティがよく考慮されていたりします。次の3に比べると、給与など待遇面ではメリットがあることが多いですが、やりたい仕事内容でない場合もあります。

実際にSEEKで出ていた具体的な例でいうと、
サポートデスク系(業務):カスタマーサービス、サポート業務等 (例:AMEX、ロイターなど)
サポートデスク系(エンジニア):ヘルプデスク担当等 (例:US系ITベンダー、Amazon、Googleの保守SIer、IBMなど)

 
IT領域でいうと、概してカスタマーサービス/ヘルプデスク系の求人が多いです。 デスクトップサポートと呼ばれる社内のヘルプデスク担当での仕事や、L1,L2,・・とレベル分けされるサポセンなどの仕事もあります。L1は直接電話に出る担当、L2やL3はその上位でissueの切り分けや詳細原因を調査したりする担当です。レベルにより求められるスキルが異なるので、L2やL3のほうがよりテクニカルスキルを求められることが多いです。
 
 

日系企業・日本語を必要とする求人

最後に、そこまで英語力に自信がない場合は、日本人の場合は日本語を必要とするポジションであれば、採用率が当然高まります。但し、IT的なポジションの募集は少ないので、一般的な業務担当の割合が多くなります。業界的には下のような業界でのポジション募集が多いです。(具体企業は実際にSEEKなどで募集が出ていたところです)

商社:貿易業務、営業業務担当 (例:伊藤忠、丸紅など)
飲食:業務担当、他 (例:アサヒビールなど)
旅行業界:手配、カスタマーサービス等 (例:JTBやHIS、日本旅行、近畿ツーリストなど)
通信/ICT:カスタマーサービス (例:KDDI、NTT comなど)
銀行/保険:Finance BI担当等 (例:みずほ銀行や三井住友銀行、三井住友保険、オリックスなど)
製造業:オペレーション担当等 (例:シャープ、横河電機など)

どうしてもオペレーション担当での求人が多いというのが特徴です。もちろんManager職やExecutive職などもたまに出ています。ジュニアクラス~ミドルクラスで、日本である程度スペシャリスト的に仕事をしていた人は移りやすいかと思いますが、一旦管理職になったり、ジェネラリスト的にやっていた場合は、キャリアadjustが必要かもしれません。


その他

一方で、日系だがほぼ現地会社化している企業も多くあります。例えば、NEC、Fujitsu、FujiXEROX、などです。こういう企業は日系ですが、日本語スキルは特に必要とせず、純粋に求めているスキルに合致する人を探していたりします。 なので、日系という括りはあまり関係ないようです。



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