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オーストラリアでの就職活動はこんな風に進める!

オーストラリアでの就職活動の大きな流れを紹介します。

 

 





日本とオーストラリアの労働市場の違い

最近ではかなり日本も終身雇用が崩れてきましたが、ここオーストラリアにはそういう考えがありません。日本では若いうちに”会社”に就職し、その中でスキルを磨き、シニアになっていく、という考えがまだ根底にありますが、AUSでは自分がどういうスキルを持っていて、何に貢献できるか、というところからスタートします。

なので、募集ポジションの求めているスキルに該当しなければ、どんな一般的に良いと思われる人材もとりません。それぐらいシビアに何ができるのか、なぜこのポジションに応募しているかを見ます。

そして、AUSでは自分でスキルを磨き、ポジションを渡り歩いていくというタイプのキャリア形成が多いです。もちろん同じ会社に長く勤め、昇進して行く人もいますが、労働市場のベースがそういう考えに基づいて形成されています。

そういう意味ではスペシャリストが求められ、ジェネラリストは基本的に敬遠される傾向にあると思われます。そのため、日本ではキャリア途中で職種を変える、新しいことにチャレンジする、キャリアの幅を広げるために違う職種に転ずるというのはありますが、AUSではよほどきちんと理由が説明できないと、 なかなか認めてくれないでしょう。


活動に必要なItem

 

Job Board

オーストラリアではポジションはかなり流動的なので、人の出入りが多く、いつでも募集をしております。そういう意味ではデマンド(募集)は多いでしょう。ただその分サプライ(job seeker)も多いので、ハードな戦いになります。

まず仕事を探す上で必須なのが、Job boardです。求人情報が登録されている媒体です。
 ・SEEk
 ・CareerOne
 ・Indeed
 ・RecuritNet
 
その他にもいくつかあるかと思いますが、よく見るのはこういうところでしょうか。
また、後でも説明する、各エージェントのサイトにも求人情報が載っていたりします。


LinkedIN

日本ではあまり普及していないLinkedINですが、AUSでは基本アイテムです。(必須といってもいいぐらい) 企業の人事やエージェントはLinkedINを見て、どういう人かをチェックします。

自分の経歴が見られると、誰が参照したかがわかります。つまりどういう人が自分に興味をもっているかがわかるのです。ここでは自分のスキルや経歴を積極的に売り込む必要があります。どれだけ魅力的に記述して、人にみてもらうか。そのために、何をどう書くかが結構重要になります。

簡単な書類審査と同様で、この人はどういうバックグラウンドか、何に強いのか、どういうキャリア形成をしてきているのか、今回(エージェント/企業側が)求めているポジションにあうのかどうか、などをチェックします。つまりここをきちんと書いておかないと、書類審査で落とされるということです。

逆に、魅力ある内容であれば、企業/エージェント側から声がかかる場合もあります。
ITのプロジェクトで人が足りない時など、リクルートエージェントはLinkedinであいそうなスキルを持っている人にいきなりコンタクトしてきたりもします。

また、LinkedINで募集している企業も多いため、そういう企業へApplyしたい場合は、必然的に就職活動のメインがLinkedINになります。


エージェント

日本でも人材会社はいくつかありますが、オーストラリアでもいます。むしろ基本的には彼らを積極的に使うケースが多いです。また企業側もエージェントに委託して、求人活動をある程度代行してもらっていたりもします。

グローバル系

・HAYS
 ・Michael Page
 ・Robert Walters など

その他

・peoplebank
 ・Paxus
 ・Hudson
 ・Finite
 ・Robert Half Technology
 ・People2People
 ・Kelly

その他にも細かいのはたくさんあります。また、エージェントによって、どういう類の求人か得意かなどは変わります。そのエージェントのサイトにいくと、エージェントが扱っている求人が見れるので、それで傾向がわかるでしょう。またSEEKなどでどういう求人の時にそのエージェントが多いかを見ていると、それでも傾向はつかめます。


CV/Cover letter

こちらではApply(応募)する際は、CV(or resume)とCover Letterを送ります。Cover Letterは、どうしてこのポジションに興味を持ってapplyしたのか、どういうスキルがマッチしているのかを簡単に概要を書いたものです。詳しくはCVを見てください、というための1枚ものです。

ある程度型があって、それを使いまわすことが多いですが、applyする内容によっては、内容を変えたり、前後の文脈を直したりするので、意外と結果的に毎回ちょこちょこ直すはめになります。

CVもある程度の型/フォーマットがあるので、基本的に書く内容は大まかには変わらないのですが、言い回しやどこを強調するか、などをapply毎に変える必要があります。大体は、基礎情報(名前、連絡先、ビザステータス等)、自分のスキルサマリー、キースキル、(会社毎の)ロール、achievement、(IT系だと)PJ内容やそこでの役割、エンジニアであれば扱った言語 などが最新から順に記述し、Educationの資格、その他資格(certificate)、Refereeなどを書くのですが、ベースを持って置いて、ポジション毎にカスタマイズしながら記述する感じでしょうか。


TIPS

就職活動をする中で、いくつか経験則で分かったことや経験者からのアドバイスをいただいたことなどもあり、いくつか参考にご紹介したいと思います。

・Linkedinのconnect数はなるべく増やす

エージェントなどが見る際にチェックするそうです。多いからxx、少ないからxxというところまではわからなかったですが。。 増やすコツとしては、自分と同じようなバックグラウンドの人(全然知らない人でも)にconnectの依頼を出しまくるというぐらいでしょうか。でも、意外とapproveしてくれます。これの良いところは知らない人でもつながっておいたほうがよさそうだと思われると、後々何かの時に、こんな案件があるんだけど、とか急に依頼が来たりすることです。

・CV/LinkedINの文章は、作成エージェントに頼んだほうがよい

専門業者がいます。どこまでやるかのパッケージの内容で値段が変わり、CVだけとか、C/L・LinkedINも込みこみなどいくつかのコースから選択できることが多いです。大体200-500ドルぐらいでしょうか。 手順としては、こちらのcvを渡して、向こうのフォームにいくつか記入すると、数日後にCVを返信してくれるというものです。
   
既に慣れていると、そんなに大きく違うものは出来なかったりしますが、言い回しや表現などはこなれていますし、最初ぐらいはお願いしてみてもいいかもしれません。

・返事が来ないことが多い

基本的にNGの場合、返信がないことが多いです。日本人みたいにマメではないので、OKな人にしか連絡しない、というのが多いです(基本です)。いくつかのエージェントだと丁寧にNGの返事を出してきますが、バーっと何社かに出して、全然返信がないなか、やっと1通来たと思ったら、「Unfortunatelly,・・」 で始まるメールだったりします。。返事がないことでその都度がっかりすると体力がもちませんので、返事が来てから考えるぐらいのスタンスでないと持ちません。

・最初のインタビューは電話が多い

1stインタビューはエージェントが代行して確認することが多いです。しかも、大体同じ内容で、どうして応募したのか、現在の職業は何か、希望するサラリーはどれぐらいか、いつ現在の会社を離れることが可能か?(=noticeはどれぐらい前に出せばよいか) が多いですね。
   

・Skypeや電話でのインタビューが多い

グローバル企業が募集を出している場合、例えばアジアパシフィックの人事はシンガポールにいるとか、本社がUSにあるとか、募集はシドニーやメルボルンだが、グローバルマネージャーがヨーロッパや南アフリカにいるなど、色々な理由で、都市をまたがった採用プロセスになることもあります。そういう場合は、電話やスカイプで30分~1時間ぐらい話すことが多いですね。

ただ、そういうまとまった時間を静かな落ち着いた環境でやるという、環境準備のほうが難しかったりします。会議室などが空いていて使えたらいいのですが、オフィス内でできないと、外で静かめな場所でやったり・・もします。

・日本みたいにだらだら時間をかけない 

これはケースバイケースなのですが、基本的にチェックするマネージャーが何人かいる場合、まとめて実施出来る場合はまとめてやったりします。つまり、3人面接官がいても、1回で済んだり、1日で済んだりするケースがあります。日本だと順番に3回面接して・・、その間1カ月ぐらいかかって・・、という感じだと思いますが、早い場合は、1次面接して翌日2次面接、その翌日には結果が出ている、なんてこともあります。

もちろんAUSでも2-3週間や1カ月ぐらいかかる採用もあるので、ケースバイケースなのですが、採用する側が本気を出したら(早くやりたい、採りたいと思ったら)、かなり早くできる、ということなのです。

・コネ社会

多くの求人が出ている労働市場ですが、実は表に出るのは一番最後という社会でもあります。あるポジションで空きが出た場合、1.社内で人を探す、2.知り合いで人を探す、3.求人する という順に募集がかかることが多く、世の中に出るには最後の最後ということになります。つまり、1や2でチャンスをつかんだ場合は、かなりのアドバンテージになり、通常の書類検査や1次2次面接であるように他の候補者を気にしながらの選考ではないので、合格する確率を高めるには、知り合いからの紹介案件を増やすのが1つのコツです。


次回以降に、実際にどういう会社やどういうポジションがあるかをもう少し具体的に紹介したいと思います。



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