AUS Biz & Life

技術独立ビザ(skilled migration)は2011年にどう変わったか?

技術独立ビザは2011年7月に大幅に改正されました。そのため、2000年代後半に書かれたblogや、ビザコンサルタントのサイトでも情報が古いまま更新されていないものがあります。そのため、色々調べていると少々混乱してしまうこともあるかと思います。そこで、どういう変更がなされているかを整理したいと思います。また、ここ数年もビザ要件は変わってきており、その部分もつけくわえて整理しています。

 

 

サブクラスの統廃合

2011年7月の改正でサブクラスが整理されています。それまでは国内申請と国外申請で分かれていたものが一本化されたためです。

技術独立ビザ  : 国外申請:175、国内申請:885 →189
州スポンサービザ: 国外申請:176、国内申請:886 →190
地方暫定ビザ  : 国外申請:475、国内申請:887 →489


パスマークの変更

以前は技術独立であれば120点、州スポンサー/地方暫定であれば100点がパスマークでしたが、統一され2018年現在は65点になっています。2011年改正時は65点でしたが、その後60点に引き下げられましたが、2018年にまたあげられました。但し、後述する技術査定が外出しされたためで、大きく見ると実質的にはあまり変わっていません。(細かいポイント計算はかなり変わっています)


ポイント査定内容変更

 

【以前】

技術査定:学士以上かつ専門職:60点、学士レベル:50点、ディプロマレベル:40点
年齢  :18-29歳:30点、30-34歳:25点、35-39歳:20点、40-44歳:15点
職歴  :技術査定60点かつ3年以上:10点、3年以上:5点
学歴  :AUS博士号:20点、AUS学士レベル:15点、AUS diploma:10点
英語力 :IELTS each band 7.0:25点、IELTS each band 6.0:15点
英語要件:IELTS each band 6.0必要(技術職は5.0) (以前は5.0以上の時代もあった)
その他 :その他条件に応じ5-25点の加算

【現行】

年齢     :18-24歳:25点、25-32歳:30点、33-39歳:25点、40-44歳:10点
職歴(AUS国内):8年以上:20点、5年以上:15点、3年以上:10点、1年以上:5点
職歴(AUS外) :8年以上:15点、5年以上:10点、3年以上:5点
学歴     :博士号:20点、学士及び修士:15点、専門学校:10点 (AUS国内外問わず)
英語力    :IELTS each band 8.0:20点、IELTS each band 7.0:10点
英語要件   :IELTS each band 6.0必要
その他    :その他条件に応じ5-10点の加算


EOIの導入

【以前】

EOIはなく、いきなり申請を行います。

【現行】

EOI(Expression Of Interest):仮申請を行い、該当ポイントの高い順からアプリカントに移民局からinvitationが発行されます。invitationを受け取ると次のステップに進むことができます。selectionは月2回ほど行われ、ポイントが高い順・申請が早い順に、順に送付されていきます。この発行状況は移民局のサイトで確認することが可能です。なお、ポイントテストに技術査定が外れているように、EOI以前に技術査定(skill assessment)を完了しておく必要があります。


英語力に乏しい日本人にとっては若干厳しい変更になっていますが、客観的にみると、国外の学歴や職歴も認められ、英語力も実践レベルを要求しているため、バランスが取れた変更になってきていると思います。


英語試験について

以前はIELTSのみでしたが、現在はIELTS以外にTOEFLやPTEが認められていることが大きな変更点です。PTEのほうが点数が出しやすいことがあり、英語のハードルが上がっているのが実情です。
職業やその他によって異なりますが、以前は60点でもEOIが来ていたのが、最低点が65点に引き上げられたこともあり、最近は職種によっては70点ぐらいでないとInvitationが来ない職業もあるそうです。



ランキングに参加しています。
よろしければポチっと押してください。


メルボルン(海外生活・情報)ランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ メルボルン情報へ
にほんブログ村



 


© Tika/AUS Biz & Life 2018-2019