いつまでこの状態が続くか?

かつてない未曽有の危機
ここ数週間で一気にここ50-60年で見たこともない状況になっています。
・ドイツ:国境封鎖、映画館やカフェなど営業停止
・イタリア:全土に移動制限
・フランス:外出禁止令、外出時は移動許可証が必要
・スペイン:非常事態宣言
・ヨーロッパ:主要なスポーツ大会中止、サッカーユーロ1年延期
・オーストラリア、NZ:国外への移動禁止、入国時は14日間の退避必要
・アメリカ:非常事態宣言
・カナダ:国境封鎖

2000年代よりグローバリゼーションにより、世界は広がり続け、つながり続けてきました。この20年は”つながる”ことが正しいこととされてきました。
しかし、今は”遮断する”ことが回答として選択されています。

ピークの時期
中国ではピークを過ぎ、終息に向かっているという報道が出ています。1月からスタートしたとみると3月中旬では、2か月半かかっています。その当時武漢では都市を封鎖していました。

そうみると、現在の各国は1月当時の姿といえます。同じタイムラインでみると、5月までかかる見込みになります。ただ、何とも言えませんが、このまま国境封鎖や都市封鎖が2か月も続くと、経済が破綻に向かってしまう気がします。

4月後半には何とか解除してもらいたいものです。4月中旬がイースターですから、そこまではこのままいくような気がします。イースターが終わり、4月下旬に段階的に解除し、5月に徐々に平常に戻っていく・・・ぐらいじゃないと、逆に非常に厳しくなると思います。

各国の戦略の違い
この新型コロナウイルス、COVID-19の特徴として、感染力が従来より強い、致死率が従来より高いという特徴があります。予測でも世界のかなりの人が罹患する可能性があると。一方で、80%の人は軽症で済みますし、そもそもかかったことに気づかない人もいるぐらいですから、疾患がない人や高齢でない人はそこまで騒ぐ必要がないとも言えます。

ただ、各国がなぜここまで封じ込めに躍起になっているかというと、医療体制への影響が一番大きいかと思います。いわゆる医療崩壊が起きないようにする、ということです。

PCR検査の検査数自体が各国で違います。韓国が患者数が多いのはそもそもたくさん検査して分母が多いからといえます。イランやドイツなどもPCR検査数を増やしています。しかし、日本はそこまで検査数そのものを増やしておらず、はっきりわかった人や重症者を対象に治療している状況です。

背景としては、ICUなどの高度集中治療室が日本では1800、オーストラリアでも2000程度しかないという状況があり、重症でない人も含めて、中・軽症者も病院に来たり、検査を依頼すると、医療関係者がそれだけで手一杯になり、他の重要な病気の治療を十分に行えなくなる可能性があります。これに陥らないために、受診者をコントロールしているわけです。

この方法は先日のイギリスのやり方に近いかといえます。イギリスもジョンソン首相がピーク時をずらすとして、ロックダウン(都市封鎖)や国境封鎖、学校休校などは行わないとしていましたが、色々な批判が出て、1日で方針を転換しました。

日本は海外からの渡航制限はしていますが、日本国内は他国に比べるとそこまでの危機感はないのかなと見えます。(報道ベースですが)
経済活動も落ち込んでいるでしょうが、他国ほどの落ち込みはないのではないかと思います。海外では、大手航空会社は2/3の従業員を一時休止するというところまで出ていますから。

結果がどう出るか?
なので、おそらく各国がこのまま封鎖を続けて、もし5月ぐらいに収まったと仮にした場合、日本ではピークが出てないか、ミッドレベルのままずるずる続く(=日常化する)可能性もあり、他国とは若干違う状況になっている可能性があります。

そうなった時に、その状況で五輪は開催できるのか?はまだまだ不透明な状況かと思います。有力選手がボイコットする可能性もありますし、予選も終わってないですし、各国がこの状況で日本に集まることに難色を示す可能性もあります。
もちろん日本で五輪を開催してほしいですが(この時期ではなく)、中止の場合は多額な損失が出るといわれていますし、延期の場合も各国や主要スポーツ大会、特にスポンサーのTV局と高度な交渉が必要になるかと想定され、なかなか厳しい状況です。


ドイツのメルケル首相は「第二次世界大戦以来の危機」と評しましたし、フランスのマクロン大統領も「ウイルスとの戦争」と表現しています。

この未曽有の危機が、一刻も早く終息の方向に向かっていってほしいと思います。

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